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3/18 ヘビメタじゃねえ!へヴィメタルだ 第4回「WHOLACLE」
 恩着せがましいメタルアルバムレヴューです「マイナーなバンド」とかいわれてますけど、馬鹿にしないで聞けって感じです・・。。

 
                    
                 WHOLACLE〜堕落の神告〜/IN FLAMES(97年)



 メロディックデスメタル、一般的にはメロデスの愛称で親しまれているジャンルがあります。デスメタルの様な激しい音楽性と、デスヴォイス(吐き捨て声)を維持しつつ、一般的な音楽好きをも唸らせる、綺麗だったり、心が痛むような、素晴らしいメロディを乗せるジャンルを指します。激しいだけじゃなくて、ひたすら遅い曲とかも、今日日のメロデスバンドは多種多様を極めてます。




 日本にメロデスの基盤を打ち立てたのが、前回紹介したカーカスの4th、HEART WORKであるならば、今回紹介するインフレイムスの3rdは、起爆剤といった所でしょうか。メロデス界の帝王として今尚君臨し続け、5thのCraymanで遂に北欧から米国への進出を果たした彼等ですが、この3rdが最高傑作との呼び声が高く、そしてターニングポイントであったといえましょう。




 一般的に北欧系のメタル(インフレの出身はスウェーデンのイエテボリ)は独特の民謡的なメロディや、臭みがありました。次作のColonyでは、その臭みが一挙に薄れ徐々に現代的な音使いへとシフトしていきます。1・2・3枚目までが、臭みの強い音で、4・5・そして最新の6枚目では、回を重ねる度に、へヴィ・ラウドロック的な要素を感じますが、根底に流れるメロディ要素は普遍であります。



全体を見れば、疾走曲あり、3拍子のミドルテンポあり、言葉に表しきれない切ないメロディや、アコースティックなインストゥナンバー(国内盤のみ)まであって、とてもバラエティに飛んでいるため、おじいちゃん、おばぁちゃんにもお勧めできます。胎教に是非。




 では早速、聴いてみましょう。

 いきなり耳を鷲掴みにされるような、憂いを帯びたイントロから始まるJOTUN、のっけから最高過ぎ。Aメロに入る前の展開の巧妙さが光ります。

 へヴィネスさを強調したFoodOfTheGodsから、よりムーディッシュに、寂情さを強調したミドルテンポの名曲、Gyroscopeへ雪崩込む曲並びも見事としか言い様はないのです。2002年の来日の際、白いミラボールの中で演られたGyroscopeには思わず涙しましたよマジで。


 アコースティックとエレキの音の対比がとても心地良いインストゥナンバー、TheHive。そして9曲目に控えるのがもハイライトとも言うべきインフレ史上に残る名曲Episode666。非メタラーの知り合いに聞かせたら「F1の曲みたい」といわれましたが、大層気に入って「インフレを全部焼いてくれ!」と悶え死んでました。

 
 心地良い疾走感と、ギターソロの前後と、ソロ部は確かにスリリングであり、なんとなくF1の代名詞、TURUTHを思い起こさせない事もない・・・ですよ多分。



 っつうか某S.H.R.がまんまパクってるEverything countsをを通過し、怪しさの漂うインストゥ、Wholacleで、海外盤は完結。国内盤のボーナストラックであるGoliaths Dislam。そして目玉ともいうべき、胎教に薦めずにはいられないAcosticMedoley。


 「曲は凄い良いんだけど、声がねぇ」とお嘆きの良識共は、暖かみのある乾いた音色がとても心地良いインストゥ、AcosticMedoleyを聴きながら、長風呂でリラックスするのが良いでしょう。このAcosticMedoleyが北欧という土壌ならではの温かくも冷たさと憂いを帯びた、切ないメロディを余計実感させるのです、神曲!神曲!。




とりあえず損はさせないから買って聴いて悶え死ね。


(3/18)by玉袋→NEXT

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