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3/9 ヘビメタじゃねえ!へヴィメタルだ 第3回「HEART WORK」

 
                    
                       HEART WORK/CARCASS(93年)


 3/9のトークでちょろっと、名前が上がったので取り上げてみます。カルカスでなくカーカスです。軽くバンドの歴史を紹介すると、リバプールの残虐王の異名を取るメロデス界のビートルズです。


 ナパームデスという、42分程度で55曲収録とかいう頭悪いアルバム出してたステキバンドがいまして、そこのメンバーの一人、ビル・スティアーが始めたサブバンドとして、このバンドは始まりました。



 まぁ、ナパームデスとあんま変わらないグラインドコアと呼ばれる、デスメタルの派生のような音楽でスタートしたこのバンドですが、1st・2ndの頃は「演奏・プロダクション」共に聴けたレベルじゃないと大評判で、さらに猟奇的なジャケット(バラバラの死体コラージュとか)が、英国のレコード店から大絶賛され、取り扱い拒否店が続出。



 その結果、極一部のコアファンや、ナパームデスファンには熱烈的な支持を受け、俗物からの絶賛と、良識からの批判の中、ビートルズと同郷のため、「リバプールの残虐王」なんて、有難い異名を頂くになりました。



 3rdから、現アーク(チ?)エネミーのギター、マイケル・アモットが加入し、カーカスのサウンドに、「哀愁を呼び起こすメロディライン」という要素が加わり、この4thでそれが頂点に達したのでありました。日本国内でも大絶賛、いわゆる「メロデス(メロディックデスメタル)」の、日本国内進出の牽引役になりました。


 まぁ、色々あって4thの後にマイケルが脱退、5thを出して一応来日するも、その後に解散という末路を辿りました。このハートワーク、「俺たちは駄作だと思ってたんだが、こんなに売れるとは・・」とはバンドの弁。本人の意思とは無関係に、大ヒット曲となった、ニルヴァーナのSmells〜を思い出します。




では早速、聴いてみましょう。


 ミドルテンポにのせて、硬質で重苦しいリフのBURIED DREAMSで、この切なくも愛しいアルバムの幕があがります。重いリフに導かれる様に入ってくる哀愁のギターソロ。アルバムには二つのギターによる異なったソロが全編にちりばめられていて、1曲目を聴けば、アルバムの方向性が見えてくるでしょう。



 若干テンポ落とし目の3曲目の次は、悶絶必死の題曲「HEART WORK」の始まりです。愚鈍なリスナー諸君、早くこれを聞いてみなさいとか書きたいですね。酒鬼薔薇・・と。ハイテンポと、交錯する二つのギターサウンド、開始30秒で早くも愛くるしいギターソロに突入・・・、随所随所に散りばめられたメロディーがたまりません。


 え?ボーカル?。声質弱いし、そこまでデスヴォイスじゃないし、ギターの音の方が前に出てるし、あんま語る必要ないですよ。初心者にもお勧め!。


 で6曲目、THIS MORTAL COIL。グラインド系らしいドラムから入って、頭を振らずに、体を動かさずにはいられない、狂気とノリの交錯するスタッカーットなリズム最高、死ねるしマジで。


 ・・・・と、取り乱したのを落ち着かせて。イントロから、やや初心者にはキツメな曲を挟んで、ラストを飾るのはDEATH CERTIFICATE。出だしは一曲目とあんま変わらないですけどね、テンポ速くてノリも(・∀・)イイ!ですよ。




 全体的には、ややダークな色の支配する、暗くも切なく、そして愛しいメロディが心に響く、名盤の名に恥じない一枚であります(ハートワークマンセーの精神は結構賛否両論ありますけどね)。


 聖飢魔Uのノリが好きな人は、結構すんなり入れるかと。ダークな臭いに虫唾が走ったりとか、あくまで清純派の良識を演じていたい香具師とか以外には、結構大手を振ってお勧めできますな。歌詞の和訳は引かれるので、曲だけさりげなく聞かせましょう。彼女とのドライヴ中とか、お昼の放送に是非!。



とりあえず下手なゴタクはいらねぇから、黙って聞け。


(3/9)by玉袋→NEXT

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