8/04 へビィメタじゃねぇ! へヴィメタルだ!第10回 SCREAMING FOR VENGENCE
SCREAMING FOR VENGENCE/JUDUS PRIEST
METALGOD CAME BACK!。先週のニュースでもお伝えした通り、メタル界の元祖ハイトーンボーカリスト、ロブ・ハルフォードが、ソロバンド「HALLFORD」から、古巣のJUDUS PRIESTへと帰還したわけで(別に、両手離しで驚く程度の話題でもないですが、)折角だから、メタルゴッドたるジューダス プリーストの、聖典を今回ご紹介します。メタラーの人々にとっては「耳にタコ」的なアルバムですけど、そこらへんは御愛嬌を。
大仰的でもあるが、湿り気のあるメロディと、抑揚感を持ち合わせたHELLION。計算されつくした展開がスピーディに、かつ鋭く切りかかってくるELECTRIC EYE。リフだけでもお腹一杯だが、何より「I`m Made Metal♪」と、高らかに歌う様は、正に「神」であろう。
時代的にそこまで「馬鹿っぽい」感じのしない歌詞だったのかな?。最近の若手バンドなんか「TURUE METAL」とか「HEAVY METAL WILL NEVER DIE」や「SONS OF STEEL」とか色々。兎にも角にも、メタル=人生という純真な信念と、暑苦しいまでのサウンドにもうクラクラク・・・。
HELLION〜ELECTRIC EYEに続く、RIDING ON THE WIND(嵐の出撃)も中々だが、その次のbloodstone辺りから、徐々にブリティッシュロック色が強まっている感じがするな。
プリーストは、前作(POINT OF ENTRY/81年)で、米国市場に上陸を果たしたんだけど、キャッチーな曲も多くて、その事に対する復讐と自らへの戒め。そして誇り高き英国・強いてはメタル魂が、「復讐の叫び」というタイトルにもなってるらしいんだよね。
確かに。然し通して聞くと、序盤(HELLION/ELCTRIC EYE〜RIDING ON THE WIND〜bloodstone)で区切りをつき、5・6曲目が中がだるみするのだが、題曲である7曲目からの切り替えしは見事だな。
82年当時はまだCDなんて無かったからね、A・B面に分かれた、アナログLP盤が主流だから、A面の六曲目が終わり、盤をひっくり返し針を落とせば、壮麗に始まる題曲、SCREAMING OF VENGEANCE。私はLPをリアルタイムに経験してないから、思い入れという面では、リアルタイムで過ごしてきた人達には全然劣るけど、針を落とした直後に、切りかかるように流れてくる題曲の光景を想像すると、感動とゾクゾク感が、一気に押し寄せてくるよ。