玉袋のXXX大爆発
※今週はネタ充電のためオヤスミ
来週は、フリートークでも触れた凱旋MARCHを予定
5/24 鋼鉄コラム 第5回「トラウマロック・・・え!。メタルじゃないの!?。 」
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レティクル座妄想/筋肉少女帯
行くも戻るも狂気の世界。詩人オウムの世界から逃げたは、メディア媒体の隷奴と化した感じがあるのだが・・・そのココロは如何なるモノだろうか?。ついでに、ソロのセルフカヴァーアルバムは、ボヨヨン伝説以外微妙だったぞ・・・大槻ケンジ。
筋肉少女帯といえば、日本印度化計画って曲が物凄い流行ったんだよね?。私達が生まれるずーーーーーーーーーーーーーーっと前の話だけど。
うむ、よくもまぁ、あんな奇天烈な歌が流行ったモンだ。ある意味、ろくすっぽ楽器演奏しないくせに、バンド気取ってるイケメン&可愛い系共が、バカスカ売れている、今のJPOPシーンよりは百倍マシだ。
話は戻るが、筋少も認知度低いが、十分メタルっ気あるバンドだったんのだ。馬鹿テクだし・・・そこに被るオーケン(大槻ケンジ)の狂ったような詞の世界と、鬼気迫るような歌声が心地良いのだ。「パブロフの犬」辺りはその境地だと思ってるな・・・むしろ基地GUY。
世界観はサヴカルチャー的で、ややサイケでもデリックもあり、80年代という、変革と創造の時代を代表するバンドだろう。
音的には、シスターストロべリー以前(Gの橘高文彦の加入前)と加入後に大きく分かれ、前は天才ピアニスト三柴の腕が大暴れする、プログレっぽさもある、奇妙奇天烈だが、整合感のある、「スゴイ」サウンドだ。
橘高加入後は、一気にメタル・ハードロック風味が増し、様式美的なサウンドや、メタルの名曲の使われたフレーズが曲に登場するようになった。
例をあげると、サボテンとパントライン=KILLERS/IRON MAIDEN。イワンの馬鹿=ECLIPSE/Yngwie。ノゾミ=CRUSH&BURN/Yingwie。思いつくので今のトコこれ位か・・・。
有名な曲だと、先に挙げた「日本印度化計画」とかが、一般層に知れ渡って、「印度化計画のコミック的なイメージ」がかなり強いが(まぁ、コミック的でもあるが)、筋少の本質は「文学・狂気・サヴカルチャー」的な要素だろうなと、私は思っているな。
1st収録の「福耳の子供」なんかは、音楽は一聴すればスゴイ可愛い感じなんだが、歌詞は物凄いえぐいぞ・・・。要約すると、福耳の子供が、一人の女性につきまとい、常に監視を続けている・・・・という感じの歌なのだが、歌詞を見ながら聴いた時、思わず「ゾッ」とさせられた。
あ〜・・・、確かに。歌詞の世界は、UFO・妄想・気狂・自殺・変貌・・まぁ・・・その他色々な要素が複雑怪奇に絡み合ってるね。流して聞くとそうでも無いんだけど、注意深く詞を聞いてみると物凄いしね。
わたし的には、1st(仏陀L)収録の、孤島の鬼とかかなり好きだなぁ。頭の一文の、文学的な言い回しとか。アレを最初聞いた時は「別に・・・」だったんだけど、しばらくして聞きなおしてみたら「ガツン!」という感じで。
橘高加入後は、即効性で強烈なインパクトを与える曲が多かったが、三柴時代は、ジワジワとくる感じの曲が多かったともいえそうだな。ギターの馬鹿テクとピアノの馬鹿テク・・・・どちらも甲乙つけがたい。
で・・、興味を持った人にはどれから薦めたら良いと思うかな?。
レンタル屋には、店によって充実してなかったり、してたり・・するが。一番のオススメは二枚組みベストの「筋少の大水銀」。もしくはベストの「筋少の大車輪」。
アルバムなら、「エリーゼのために」「レティクル座妄想」「月光蟲」辺りが良いかもしれないな、「仏陀L」「シスターストロベリー」「猫と手袋」辺りになると、レンタルCD屋では滅多にお目にかかれんから、ブック●フとかの中古を漁るしかないな・・・。
CULT&BESTも個人的には一押しだ。「再殺部隊」「北極星の二人」「1000000人の少女」「散文詩の朗読」等、名曲&迷曲勢揃いで、狂気と文学、メタル的な様式美、その他のエッセンスがかなり良い具合でブレンドされている・・・まぁ、筋少ヴァージンにはちょっい、刺激的かもだが。
オーケンかぁ、何だかんだで不思議な人物だよねぇ。
まぁ、一言でいえば「気狂」だ。妄想っぷりや文才は確かに凄いが、一歩間違えれば宮崎さんちの勤君とか、酒鬼薔薇の聖斗と同類項だぞ?。
うわぁ〜・・・・そんなタイプの人だったんだ(汗)。
うむ。混沌した時代、サヴカルチャーやオタクが一気に世に溢れた世代の生まれだったと記憶している。「カルト」で「オタク」で「少々性格に難あり」的な部分もあるが、狂気と天才は紙一重といわんばかりだろう。
筋少の最後は、音楽的な相違から二名が脱退・・。その後、オーケンの独断でメンバーを再編し、筋少を再建しようとしたのだが、ファンが猛反発。オフィシャルHPの掲示板が荒れ具合にオーケンがやられて正式脱退。残ったメンバーがとりあえず「筋肉少女帯」として活動していたが・・、今はもう自然消滅といった感じだろうか。
最近は知らんが、80年代の国産メタル(ジャパメタ系)バンドは、今の時代のV(ヴィジュアル)系マンセー女共と同等位に痛い女性ファンが多かったからなぁ。
橘高(美系)が脱退した事により、マンセー共がかなり大荒れした結果に、「いくじなし」オーケンが、モロに当てられ、結果は「少女王国の崩壊」という結果になったのではないだろうかな・・・。
熱狂的なグルーピーって怖いねぇ。ビートルマニア(ビートルズのファン)とかの写真を本で見たんだけど、「何かを超越しきった顔だったよ」・・怖かったなぁ。
他にも、エルビス・プレスリーの腰の動きで失禁&卒倒するグルーピー。現在ではV系の痛い系腐女子なんぞもいるぞ。正直私には理解のできない人種だがな・・「貴様ら音楽聞く気あるのか?」という具合だ。
去年の話だが、「TOKYO METAL BATTLE4」 というライヴイベントに行ったのだ。場所はV系御用達の、目黒鹿鳴館。撤去されていない椅子が非常に邪魔だった。
しかし、それ以上に「どうみても40代近くのおばん」が、蛍光色満載な服を着て、最前列に陣取っていた光景を見た時は流石に頭がクラクラした・・・。
う〜ん・・・世界は広いねぇ。そんな世界観たいな、見たくないような(汗)。
筋少の曲で私が薦めるとすれば、「夜歩く」「埼玉ゴズニーランド」「猿の左手象牙の塔」「ロックでポン」「スラッシュ禅門問」「生きてあげようかな」「おもちゃ屋巡り」辺りだろうか・・、メタル系の楽曲も素晴らしいが、それ以上に複雑に絡み合う音と世界が好みだな。
ん〜・・・わたしだったら、「パブロフの犬」「サボテンとパントライン」「レティクル座超特急」「孤島の鬼」「」「再殺部隊」「蟲娘ゴーゴー」「少女の王国」「何処へでも行ける切手」「人生は大車輪」「221B戦記」「日本の米」「タイアップ」とか。
どうしてもメタル色が強い曲が主になるけど、それ以外にも「ちょっと懐かしい時代」みたいな臭いのする曲が好きだな。
よりにもよって「ゴーゴー」かよ・・・・羅玉よ、お前まさか実年齢は・・・。
え〜・・・何でそうなるの!(汗)。わたしはまだ現役の中学生だって!。年だって満15歳だよ。
15歳でメタルや筋少の曲に精通しているのもどうかと思うがな。
クラスの女子からは、絶対「イロモノ的」な目で見られて、寄ってくるのはオタ臭まるだしの童貞が「あ・・・玉ちゃんて、メタル好きなんだって?。ぼ・・・ぼくもメタル好きなんだよ、ソナタとか、ラプソディとか・・・。彼らの音楽ってさぁ、ほんとにファンタジーの世界に連れて・・・連れて行ってくれるよねぇ・・・」。とな。
う・・・ちよっと流石に〜、「そういうの」は勘弁して欲しいなぁ(^^;)。でも、クラスでは「ZONE」とか「陰陽座」とか、あと「洋楽ロック」が好きって事で通してるから・・・、大丈夫だよ・・多分。
あ・・・、でもでも!。カっちゃんこそどうなの?。わたしと同い年なのに、メタル以外にも、幅広い音楽知識あるじゃない?、でもJPOPに関してはとんとダメだけど。
ん・・、私か?。所詮売れ線狙いのJPOPを崇めているようでは、ルーザー(負け犬)と呼ばざるを得ないということだ。
ちなみに、実年齢をいえば100015歳であるから、80年代のメタルだろうが、70年代だろうが、ニューミュージックだろうが、クラフトワークだろうが、多方面に音楽の触手が伸びていても不思議ではないのだよ、お分かりかな明智君。
じゅ・・10万と15歳て(−−;)。デーモン小暮じゃあるまいし(笑)。
まぁ、実際のトコ(以下検閲)
(うわ・・、検閲入っちゃったよ。ついでにプロデューサーがちょっと睨んでるし!)。え〜と、え〜と、え〜と・・・・。
というわけで、今回の御題は筋肉少女帯でした!。次回は聖飢魔U辺りを予定してます!。それじゃまた来週に!。
いつから番組形式になったのだ?、コレ。
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