3/7 鋼の車窓から 第三回「GERMAN METAL-SIDEB」
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いつもCDレヴューだとアレなんで、歴史でも探ってみましょうか。
TUNES OF WAR/GraveDigger
所謂第一世代と呼ばれる、ジャーマンメタルサウンドの礎を築いたバンド達。ハロウィンの確立したキーパーサウンド=ジャーマンメタルという公式も正しいっちゃ正しいワケですけど、やっぱりジャーマンメタルといえば第一世代なのであります。漢!漢!。といわんばかりに、暑苦しく、そして勇ましい、思わず拳を握らずにはいられなく、そして恥ずかしいジャケットなど、様々な熱く・たぎる要素がやはり、真のジャーマンメタルと呼ぶに相応しい存在です。漢!。
90〜94年位までの、ジャーマンメタル青田買いの折を受けて、「ピュアメタル」何て言葉もでてきてます。とりわけ「正統派」なんて呼ばれるジャーマン勢は、ピュアに属してる感じでしたけど。まぁ、前述した真のジャーマンメタルの要素は、所謂「正統派へヴィメタル」を確実に射抜いているワケでありまして、まぁメタルは熱い音楽であり、魂がたぎるってワケですわ。
主な第一世代の勢といえば、アクセプト・初期ハロウィン・グレイヴディガ―・ランニングワイルドといった、今でも現役で活動してる面子が多いですね。20年近く活動して本国では大人気のはずなのに、来日は一度しか実現してなく日本での知名度は、「メタル馬鹿」クラスにならないと無いグレイヴディガー。アルバム出す度「おんなじ様な曲しかできない」、好漢のロックン・ロルフ率いるランニングワイルド。
青田買いの頃は国内でもかなり熱い支持を受けていたのにも関わらず、やっぱり同じ曲ばっかりで、現代に到っては最新アルバムを出しても「やっぱり同じ曲ばっか」。そして遂には、日本のレコード会社に見放され、日本盤すら出せずじまい・・・玉袋は、いじらしいロルフタン(ロルフィー)を応援してまつ。
まぁ初期面子は「ジャーマンパワーメタル」とも呼ばれるような、正統派をひたすらに突っ走る、熱い漢の魂を鷲掴みにする曲をイメージして貰えれば(・∀・)イイ!かと。
彼女とのドライブで調子ぶっこいてセックスマシンガンズやスリップノットをかけまくって「俺ってメタル知ってるんだぜーへへ!」何ていきがってる厨房は、グレイブディガーの3rd、ウォーゲームス収録の名曲、エノラゲイをBGMに、彼女のメアリーに原爆固めを挑むと良いでしょう。
次回はとりあえずな具合で、第二世代。ハロウィンのフォロワー達に焦点を当ててこうかと。
(.3./7)by玉袋→NEXT
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